0106 - ごめんね

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仲良くなれそうだったひとの連絡先を聞きそびれた。そのへんで会えたら飲みましょうねと言い合って別れた。きっともう二度と会うことはない。あー、どうして、わたし、連絡先、聞かなかったんだろう。気持ち悪がられても聞けばよかった。ハリセンボンの春菜もそう言ってた。いやでももう気持ち悪がられるのは嫌だ。気持ち悪がられるくらいならこのままさよならするのがいい。だいたいこのタイミングで今更連絡先を聞くのもおかしい気がして、そんなのほんとにすきみたいに思われちゃう気がして、むざむざと昨日メルカリで売れたDVDを発送するためにひとりでローソンへ向かった。

ローソンで発送を済ませて、駅前まで戻る。お酒を飲みたい気分だったけど、あしたから実家に数日帰るのでその荷づくりもしなければいけなかったし、おととい作ったにくじゃがも食べ切らなければいけなかったので、そのまままっすぐ家に帰った。わたしにはこういうときにお酒を飲む才能がない。

家に着いて、エレメンタリーをみながら、にくじゃがを温めて食べた。ひとつだけ残っていたりんごも皮をむいて食べた。そうしているうちに、さっきまであんなに苦悩していた、仲良くなれるかもしれなかったのにすれ違ってしまったひとのことを忘れていた。

ねえわたしたち、ほんとうに仲良くなれるかもしれなかったよね。そういう未来もあったかもしれないよね。そう思わせてくれてありがと。