0107 - 「大きなバイクで」によせて

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「大きなバイクで」という曲を作りました。

冷蔵庫が壊れて、少しも冷やせないままの、夏の気温で常温になったビールをのみながら、この曲を作りました。悶々としていた夏の夜、ギターを触っていたらきもちのいいコード進行をみつけて、そのままiPadガレージバンドを開きながら、ギターを抱えながら、ひとりで作りました。

「大きなバイクに乗ってきて うしろに女を乗せるような」というところと、「その代わりこの世のうつくしい比喩はぜんぶあげるよ」というところの歌詞が先にできていて、「これはあまりにパーソナルすぎるなあ」と、続きを書くのをやめていました。だけど、曲ができてしまって、できれば別の、もっとおしゃれで抽象的で耳障りのいい言葉ばかり集めたあんまり意味のない歌にしたいと思いながら、歌詞を考えていたら、「大きなバイクに乗ってきて すきになる準備はできてるから」が出てきて、そのあとは残りも全部するするっと書けてしまって、その瞬間があまりにもきもちよくて、このきもちよさを無為にしたくないと思いました。

できあがったものをきいたら、予想通りというか予想以上に性癖が全開になってしまった。ハイパーチープだけどずっと抱えて生きてきたポップネスがぎゅっと詰まっているからきいてよね!

いままでバイクに乗るような男の子とは付き合うどころか、すきになったことすら一度もないし、この先すきになることも絶対にないと思っていたけれど、この歌詞を書いて、大きなバイクに乗る男の子をすきになる準備はできました。